現役看護師が教える、入院中に持ってきてよかったもの①|大きくて見やすいデジタル時計
入院中は、ベッドで横になって過ごす時間が長くなりがちです。
すると、「今って何時だろう?」「今日は何曜日だったかな?」と、時間や日付の感覚が分からなくなってしまうことがあります。
特に高齢の方は、入院による環境の変化や睡眠リズムの乱れなどから、混乱しやすくなることもあります。
そこで、入院するときにぜひ持ってきてほしいもののひとつが、大きくて見やすいデジタル時計です。
今回は、現役看護師の視点から、入院中に時計があると便利な理由と、おすすめの時計について紹介します。

1.病室には意外と時計がない!
「病院なんだから、病室にも時計くらいあるでしょ?」
そう思う方もいるかもしれません。
もちろん、病棟のデイルームやナースステーション付近に行けば、時計が設置されています。
しかし、病室には時計がないことが普通で、患者さん個人個人がそれぞれ持参されています。
でも、ベッドで横になっているときや、夜中にふと目が覚めたときに、わざわざ時計を見に行くのは大変ですよね。
そんなとき、手元に時計があれば、すぐに時間を確認できます。
実際、看護師として病棟で働いていると、巡回に行ったときや、トイレ介助などで患者さんに呼ばれたときに、「今、何時?」と聞かれることが結構あります。
時間が分からないと、なんとなく落ち着かなくなってしまうこともあるでしょう。
入院中も安心して過ごすために、自分で時間を確認できる環境を整えておくことは大切です。
2.おすすめは大きくて見やすいデジタル時計
時計は、普段から使い慣れているものや、お気に入りのものがあれば、それで十分です。
ただ、私がおすすめしたいのは、数字が大きく表示されるデジタル時計です。
若い方なら、スマートフォンで簡単に時間を確認できますよね。
しかし、高齢の方の場合、スマートフォンの操作に慣れていなかったり、老眼などで画面の小さな数字が見えにくかったりすることもあります。
その点、大きな数字で時間が表示されるデジタル時計なら、ベッドに横になったままでも時間を確認しやすくなります。
また、夜中に目が覚めたときにも、暗い部屋で時刻を確認できるタイプなら便利です。
選ぶときは、次のポイントを確認してみましょう。
- 数字が大きいこと: 少し離れた場所からでも見やすい
- 暗い場所でも見やすいこと: 夜間に目が覚めたときにも時間を確認できる
- 操作が簡単なこと: 時刻合わせなどが難しくない
- アラームをオフにできること: 夜中に誤って鳴らしてしまう心配を減らせる
なお、明るい表示が気になる方もいるため、光の強さを調節できるタイプもおすすめです。
病院によっては持ち込みできる機器や電源の使用に決まりがあるので、購入前に確認しておくと安心です。
3.時間や予定を把握することは、生活リズムを保つ助けにもなる
時計があると便利なのは、単に現在時刻が分かるからだけではありません。
入院中も、自分で時間を意識して行動するきっかけになるからです。
例えば、
「10時からリハビリだから、その前にトイレに行っておこう」
「今日は13時からCT検査があるって言われたな」
「そろそろ昼食の時間だから、起きて準備しよう」
このように、時計を見ながら自分の予定を考えることができます。
時間や日付を意識することは、見当識や生活リズムを保つうえでも大切です。
特に、入院期間が長くなったり、普段と違う環境で過ごしたりすると、時間の感覚が曖昧になることがあります。
時計で時間を確認したり、今日の予定を意識したりすることは、日々の生活にメリハリをつける助けになります。
もちろん、時計を持ってくるだけで認知機能の低下を防げるわけではありません。
それでも、自分で時間を確認し、予定を考えて行動する機会を持つことには意味があると思います。
入院中も、できることは自分で行い、自分らしい生活を続けられるといいですよね。
まとめ|入院準備に大きくて見やすい時計を!
今回は、入院中にあると便利なものとして、大きくて見やすいデジタル時計を紹介しました。
時計があれば、ベッドに横になったままでも時間を確認でき、リハビリや検査などの予定を意識して行動する助けにもなります。
入院準備というと、パジャマやタオル、洗面用具などを思い浮かべる方が多いかもしれません。
でも、入院生活を少しでも快適に過ごすためには、こうした小さな便利グッズも役立ちます。
これから入院を予定している方や、ご家族の入院準備をしている方は、ぜひ大きくて見やすい時計も検討してみてくださいね。
