農家の裏方作業

こんにちは!
今年の北海道は、なかなか春にならない気がします。
今日はようやく、日中の気温が20℃になるとのこと。
ん?それは暖かすぎるのか?
最近は異常気象なので何がホントの気温なのかよく分かりません。
さて、今日は夜勤なのですが、旦那に紐切りを頼まれたので、午前中に終わらせてしまいましょう。
ひも作り
何のためにこんな紐をたくさん用意するのかというと、トマト苗を定植ハウスに定植したあと、トマト苗が倒れないように吊るしておくための紐なのです。
農家だからといって、お日様の下での作業ばかりではありません。
こんな裏方作業も必要みたいです。
お手製の道具
定植した苗を吊るための紐。
1棟に約1000本植えるから、3棟のハウスだと少なくとも3000本は必要になる。
そんなのチマチマ1本ずつ切ってたら日が暮れるので、一気に何本も作れる道具を旦那は作りました。
それがこれ。

旦那のお手製の紐作成機です。

より一気にたくさん作りたいから、こーやって2本括り付けて……

ハンドル(左側にハンドルがついてる)でクルクル何度も回していきます。
キー くるくる
キー くるくる
これ回してたら、なんかタヌキの糸車を思い出すなぁ。(小学校の頃、教科書にそんなお話があったのだ)

200回くらい巻いたかな
これ以上巻けないかな…
旦那は「本数は決まってない!適当でいい!」って言ってたから、まぁこんなもんでええか。

上側をまとめて、下側をカッターナイフでザクっと切ります。
ほーら、出来上がり。

この束を、何束も作っていきます。
定植した後は、これを腰につけて、1本ずつ取ってこの紐でトマト苗を吊るしていくのです。

1時間くらい車庫の中で1人でクルクル紐作りして
ほら見てー!たくさんできました!
こでも、これでもまだまだ足らないと思う。
また時間があるときに随時作り置きしておく必要があります。
旦那は圃場で忙しいから、また少しでもお手伝いできたらいいな。