新規就農・農業

新規就農へのきっかけとなった新・農業人フェアってどんなもの?

ゆっきー
質問
質問

農業に興味があるけど、誰に聞けばいいの?どこに行けば教えてもらえるのか知りたい。

農業に興味があるけど、足がかりとなるものなくて、どこに何を聞きに行けばいいのか分からないという人のために。

今回は私たち夫婦が新規就農へのきっかけとなった、新・農業人フェアについてお話します。

農業で独立したいという人、農業の仕事をしてみたいという人の参考になればいいなと思います。

こんな人におすすめ
  1. 農業に興味がある
  2. 農業を始める足がかりがない
  3. どこで誰に何を聞けばいいか分からない
  4. 新・農業人フェアがどんなものか知りたい

1.きっかけは新・農業人フェア

夫に大阪でやってる「新・農業人フェアに一緒に行こう」と言われて、夫婦で行ってみました。

参加したときは「将来、農業してみたいねー」なんて夫婦で話してて、漠然とした気持ちはあるものの、「どこでやりたい」とか「何を育てたい」とか「どんな農業をしたい」っていう具体的なことは全く考えてませんでした。

なので、フェアに行ってみたはいいものの、

「どこのブースに話聞きに行く??」となり、夫婦2人で近くに置いてあるパンフレットを見たり、あてもなくウロウロ歩き回っていました。

そんなとき、「こっちで話を聞いてみませんか?」と声をかけてきてくださったのは、なんと北海道の酪農ブースの人。

とりあえず2人で案内されたブースへ着席。。

一通り酪農についての話を聞いた後、夫が「酪農より野菜を育てたいんです」と発言。

野菜農家がいいなら隣のブースで聞けますよ、と再度案内されたとなりのブースへ移動。

それが新規就農へのきっかけになり、今に至るわけです。

案内されたブースでは、

  • 就農作物はトマト
  • 就農するにはまず研修が必要
  • 短期研修と長期研修があること
  • 就農する資金について

などの話が聞けました。

その後、他のブースもいくつか回って話を聞きましたが、私たちが一番ピンと来たのがこの北海道のトマトのブースでの話でした。

なぜなら、就農までの道筋が一番具体的で、現実的だったから。

就農したいなら、まず4日間の短期研修に参加しなければならないけれど、今の仕事を辞める必要はなく、1週間程休みをとれれば、短期研修の参加が可能であること。

それが決め手で「とりあえず短期研修してみる?」となったのです。

2.新・農業人フェアはどこで開催しているの?

開催地は大阪・東京

農業就職・転職LIVEと農業EXPOの2種類あります。

  • 農業EXPO
    全国各地の自治体、就農支援機関などが出展しています。
    農業や就農に興味があって、とりあえず話だけでも聞いてみたい!という人におすすめ。
  • 農業就職・転職LIVE
    主に農業法人の出展に特化した就農相談会です。
    農業の仕事の内容・待遇など

私たちは、大阪で開催されたフェアに行ってきたよ。

大阪では農業EXPOと農業就職・転職LIVEが同時開催されていたよ。

3.新・農業人フェアには誰でも参加できるの?

質問1
質問1

農業に興味があるけど、まだそこまで本気で考えてない。それでもいい?

質問2
質問2

入場にはお金がかかるのかな?

農業に興味があるなら誰でも参加できる

基本的に誰でも参加できます。

新・農業人フェアの公式HPでは、あらかじめ入場予約もできますが、予約とかしなくても全然大丈夫。

私たちは大阪に遊びに行くついでに、ぷらっと会場を覗きに行ったようなもんでした。

ただ、会場に入場する前に、参加用紙みたいなのを記入する必要がありました。

住所や名前、連絡先、希望する作目(米・穀物・露地野菜・施設園芸・花き・果樹・畜産・酪農)、希望する就農エリアなどの記入欄があったよ。

もちろん、希望する作目や就農エリアが具体的に決まってなくても全然OK。

適当に書いても何にも問題なし。

参加は無料

入場するのに一切お金はかかりません。

当日のセミナーや各イベントも無料です。

4.新・農業人フェアで何が分かるの?

新・農業人フェアでは、各ブースで色んなイベントがやってました。

こんな話が聞ける
  • 各地の農業・就農
  • 国の就農支援について
  • 農業インターンシップ
  • 酪農のこと
  • 農地について
  • 農業学校について
  • 農業研修について

全国各地のブースがあるので、自分の興味のある農業や地域のブースをあちこち覗いてみて、たくさん話を聞いてみるのがおすすめです。

農業っていっても、野菜育てるのと果樹育てるのでは全然違う。

畜産や酪農のこと知るのも新たな発見があって面白かったです。

農業で選ぶのではなく、「こんなところに住んでみたいな」っていう移住目線で考えるのも全然アリ。

あと、農業やりたい人にとって、一番心配なのはやっぱりお金に関することじゃないかな。

どれくらい稼げるっていうのは農業の作目や規模によっても違うから、フェアでもはっきり知ることはできなかったけど、国や自治体からの補助金が結構期待できるので、本気で考えている人は詳しく教えてもらうといいと思います。

5.口コミ

新・農業人フェア開催レポートより、参加した人の感想をひろってみました。

特に決めてなかったので、声をかけてくださった方にブース紹介していただき、色々お話しが聞くことができてよかったです。自分からはなかなかブースに行きにくいので!お話しは楽しかったです。

参加者
参加者

全くの素人でしたので、農家さんになるまでの道のりが漠然としていました。しかし、今回のイベントで目の前のやる事がわかりました。ありがとうございました。

参加者
参加者

転職者が多く、未経験で就農を考える方が多いことがわかり、安心した。積極的に受け入れてくれた企業さんもあり、前向きに就農を考えたい。

参加者
参加者

参加されている方は、漠然と農業に興味をもっている、どうやって農家になれるのか分からないという方が多いみたいです。

私たち夫婦のように、積極的に各ブースに行きづらい人でも、声かけてもらって話をきけて、それが人生を変えるきっかけになることも。

6.さいごに

新・農業人フェアは、農業に関心がある人にとってのイベントです。

農業といっても露地栽培やハウス栽培、果樹、畜産、酪農、花卉など選択肢はたくさんあるので、それぞれの農業を知るいい機会です。

自分の将来の選択肢を広げるという意味でも、一度参加してみる意義は十分にありますよ。

みんな農業やろう!?

ABOUT WE
よっしー&ゆっきー
よっしー&ゆっきー
トマト農家/看護師
よっしー(夫):会社員生活にピリオドを打ち、農業を始めるため北海道へ移住。 2年間の農業研修を終え、トマト農家となる ゆっきー(妻):看護師。夫の「農業をやりたい」という提案には安易に賛成。 看護師を続けながら、農業もちょいちょいお手伝いしている
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